プラスマイナスゼロ指向

ぷらまいぜろで思ったことを綴ります。

キャラ弁が批判されてるんじゃなくて。

このツイートがいろいろ批判あびているけど、どこが問題なの?って感じの人もいたなので自分が思った事つれづれと。

ブログの内容はいたって普通で、幼稚園をいやがる息子に、楽しくなるようなお弁当を作っていた母親が趣味が高じてキャラ弁が仕事にまでなっちゃった。
(身近なところにビジネスってころがってたりするのよね。Happy End)

って感じ。これは決してブログの内容が批判されてるのではないし、それを紹介することを批判してるってわけでもないと思う。
何が失敗してるかって、ツイートでの紹介の仕方が悪い!

まず「女性応援」ということが前提にあるもので。

朝起きるのが辛い日も作るのが億劫な日もある。それでもmomoさんが毎日早起きをしてキャラ弁を作れる理由とは?」ってブログへの誘導文章な訳です。
その理由ってなんだろう、とブログを見たら、結局「子供の笑顔」とかな訳ですよね。

これだと母親は辛くても子供の笑顔のために早起きしてキャラ弁つくれるよね。ってことになりかねない。実際そう受け取った人が多いから批判受けてるの。
本来はそこを主張したかったわけじゃないでしょ?

好きなことが高じて仕事が生まれたりすることもあるんだよ、ってことが言いたいなら、
「子供の笑顔のために作り続けたキャラ弁が、いつか他の人の笑顔にもつながりました。」
とかにしたらよかったんじゃないの……?と思うんです。

「****の理由とは?」って感じの誘導は、誘導としてよくあるパターンだからどこかの代理店なりが請け負ってるんだと思うんだけど、もうちょっと気をつけたほうがいい気がするなぁ。

 

もったいないし、このキャラ弁講師の人にも迷惑かかるよ。

閉塞感を打ち破るのは誰だ?

大阪の都構想の住民投票が終わりましたね。
これから大阪どうなるんでしょうね。

 

はたからみてると、日本全体と同じように高齢化が進みじりじりと沈下していくようにしか見えませんが、どうでしょう?とはいえ、「賛成」「反対」「知らんがな」が33%ずつで拮抗するという、どうころんでも他の意見を無視することはできない結果が出たなぁと思います。この結果はすごく面白いですよね。

 

30代の男性がずば抜けて都構想の支持が高かったという調査を見ました。
この世代は就職時に氷河期まっただ中の世代です。好景気なんてしらない。
上世代の負の遺産を我が身に受けた、悲壮感の溢れる世代。

 

そのなかで、以前閉塞感を打ち破ってくれそうな人がいました。
ホリエモンこと堀江貴文さんです。
若者でもできるんだという精神を見せてくれた、異論はあるだろうけど氷河期世代の寒く暗い中に見えたちょっとした希望の光だったと思います。
が、スコーンと出る杭は打たれてしまいます。まぁ、悪いことしたのは駄目だけど、同時期に似たようなことやった古くて大きい会社とは全然ちがう扱いだったことは覚えています。
正直出る杭は打たれるというか、目立つ若者が面白くない年上世代ってあるんだな、としみじみ感じました。

 

橋下さんもにたような感じだと思うんですよね。
若くて行動力があって幅広い人気がある。タレントさんと言っても知名度だけでなく弁護士資格も持ってる隙のない人物。
大阪では苦労もありそうでしたが、あの大阪でよくぞあそこまで頑張ったなぁと思います。
まぁ、さぞかし年上世代の人には生意気な若造に映って、面白くなかっただろうなと思います。

 

さて、次に氷河期世代の閉塞感を打ち破るような勢いで出てくる人は誰なんでしょうね?

起業したての価格設定


プチ起業、ママ起業が、非正規雇用の問題とつながっているということ|柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~

 

この記事を面白いなぁと思ってよんでいた。

コメントでちょこちょこ、「本物のプロはそんな場所で競争しないでいいはず」ってのがあるけど、お気楽な場所にいるんだなぁと思う。

 

既婚の女性は、結婚してるってだけで価格面でシビアな局面に立たされます。理由は「夫の稼ぎがあるでしょ」といった無言の圧力。

女性が多くつく職業は安いものが多いでしょ。上記の記事にも書かれてたけど、保育も介護も、店頭販売も。派遣なんかでも、1人では生きて行けない給料にしかならない時間設定の仕事が結構ある。
まぁ、既婚女性だったら、基本的にそれで困らないわけです。だって、ぶっちゃけ夫の稼ぎがあるんだもの。

困るのはそういった職につく独身女性。女性向けの仕事として沢山募集があるものは安い。やっぱり上記のように結婚してやめるなり夫に養ってもらうなら安くても良いでしょ、という無言の圧力がある。
男性でそういった職に就きたい人で、給与の面で諦めるケースもある。いや、他に仕事が無くて、低い給料で働かざるをえない人も沢山いる。

 

起業にしても同じで、既婚女性が起業しても、の稼ぎがあるうえの安全な位置でのお遊びととられることが多い。
安全な位置から小さく手堅く起業するのは良いことだし、安定収入がある中で起業というのは無茶な仕事に突っ込まなくてよいので、とてもいい環境だと思う。
だけど記事のように、ときどき起業をちょっと勘違いをしてしまう人がいる。
価格設定で、「の稼ぎがあるからできる安い販売価格」にしてしまう。
それは結局、が値引き分の価格を払ってるだけにすぎない。
それはもう起業ではなく趣味である。
が職を失ったら泡と消えるものなら、趣味としか言いようが無い。

 

とはいえ、起業したてだと価格設定は難しいものだと思う。
じゃぁ、どういった価格設定をしたらいいのだろう?
起業したてであれ、継続してキチンと「ビジネス」をする気があるのなら、価格設定の基準は「人を雇って実現できる価格かどうか」と考えたら解りやすいと思う。
商品の原価、光熱費、通信費、作業と事務にかかる時間は、他人を雇ったとして時給で計算する。
自分がやっていると思うとついつい無料である気がしてしまうけど、それを他人にしてもらうと考えると結構クリアに費用が見えてくるものなのです。 

どうしても扶養範囲に収まりたいと言うなら、単価を下げるのではなく、規模(対応時間、納品点数)を小さくしたらいいのです。

ただ、既婚者の女性だからといって、わざわざ扶養範囲でおさまるような稼ぎにする必要なんて無いです。年金だって基金使って割り増しでたっぷり払って沢山貰ったほうがずっと安心です。

稼ぎまくって沢山納税していったら、もっとずっと社会がよくなるとおもうのです。

1人雇ったら、世の中から1人失業者を減らせるんだよ。自分の力でね。

仕事を選ぶということ

「最近の若いモンは」の後に続く常套句のひとつに「仕事を選んでいるから就職できないんだ」っていうのがある。

仕事を選んで何が悪い?と思う。

 

そんな言葉を臆面もなく吐き出すおじさまがたは、「自分の仕事を若者に譲って、別の仕事に就く」ってことなどこれっぽっちも頭の隅にないだろうけど、「選ばず仕事をやれ」ってことは、そういうことなんだよね。

選ぶのは大事だと思うよ。

もちろん狭すぎたら見つからないので間口は広めに取った方が良いとは思うけど。

セクハラヤジに思うこと。

このごたごたでふと思い出したことがある。
母のこと。
うちの母はパートや内職はしてたけど専業主婦で子ども二人という、典型的な昭和の家庭像のひと。

私が中学生のときに、ニュースだかで土井たか子さんが発言してるのを見て、「たかちゃん(と呼んでたと思う)、好きなんだけど、子ども育ててないからねぇ」といった。
つまり、子どもがいない女性には、子育てした私たちの気持ちは解らないでしょう、ってこと。
正直言って、これを聞いたときは母に失望した。

○○したことの無い人には解らない。って言葉が大嫌いだ。
母だって、のぞんでも子どもを得られない人の気持ちが実感できてるとは思えない。
だけど、実感できないからこそ、想像力で補って、理解しようと試みて、思いやるもんじゃないの?

子どもに恵まれない芸能人の夫婦に対して可哀想という言葉も聞いたことがある。
自分の人生を肯定するために、自分の持っている物を持っていない人を可哀想がることしかできないのだ。
小さい頃は、私も母みたいに専業主婦になって子どもを構ってあげたいって思ってたけど、大きくなるにつれて、母みたいに子どもが自分の存在価値になるような大人にはなるまい、って思うようになった。
なんとしても自分の存在の意味を家庭以外にきちんと持ちたいって思うようになった。

たぶん、このヤジに関しても、正論だの言う人はいると思う。
いわゆる王道を行く人って、ときどき恐ろしく鈍感だ。
中学生にさえ失望されるってこと、お忘れなく。

就活で企業も学生もハッピーになる方法

就活で、20社、50社、100社受けた、落ちたという言葉が先行して、就活厳しいという話になりますが、実際問題、簡単に解決する方法があると思うんです。

 

リクナビ毎ナビが、1人につきエントリできる企業を3社程度に絞ること、です。

 

大学入試を考えてみて下さい。

東大の倍率って、3倍くらいでしょ?

これって、いわゆる国公立が1年に2回(日程によっては3回かな)しか受験できないから、無謀な夢を抱かず、自分の実力にあったところを受けるからでしょう。

もし、東大がセンターのみの受験判定があるとして、それが他の大学と併願できるとしたら……多分受験生のほとんど全員が「記念受験」するでしょう。

 

就活だと、人気企業は1000倍を越えることもざらです。

学校名ではじかれると言いますが、そりゃそうですよね。1000人をじっくり採点している余裕なんて企業にはありません。

応募する方だって、受かったらもうけの記念受験の人も多いでしょう。

 

お互い無駄に労力使っているだけにすぎません。

だけど、企業はリクナビ毎ナビに載せないと、学生から見つけてもらえないという恐怖がある。学生も、とりあえず、受けられるだけ受けないと不安でしょうがない。

 

もし、リクナビ毎ナビやらが本当に企業と学生のことを考えているのだったら、エントリーできる企業を絞って欲しいと思います。

本当に、考えてるなら、ね。

 

チェックボックスにチェックしてボタン押すだけでエントリーなんて馬鹿げた仕組みはいらないですよ。

原始時代に飛ばされて役に立つ知識。

妄想癖、とまでいきませんが、小説なんか読んだときに、ふわふわと妄想します。
今、私が、原始時代に飛ばされてしまったら!!
どうやって生きていくだろう?どんな知識が役に立つだろう?

 

英語……無意

国語……ほぼ無意味(役立てることは可能かも)

地理……大いに役立つ

歴史……無意

政治……無意

経済……無意

理科……大いに役立つ

数学……理科のために必要

音楽……ほぼ無意味(役立てることは可能かも)

美術……ほぼ無意味(役立てることは可能かも)

 

そうねぇ、学校で習うことのほとんどが無意味よねぇ。

原始時代に飛ばされても必要ってことは、つまりはどんな国や時代にいっても役立つことなんだと思う。
理系科目って大事だよなぁ、ってこと。

 

もちろん、人とのやり取りが発生する環境、時代だったら語学も必要になってくるけど。理数の知識って、リタイアしても一生枯れないな、と思う。